佐賀県のJR唐津駅で、深夜にホームから転落した男性が回送電車にひかれ左脚を切断したが、だれにも気づかず、6時間後に自ら携帯で119番して救助された。男性は泥酔していて、気づいたときは左脚がなかったという。
泥酔していて本人も記憶なし
司会の小倉智昭「6時間も経っていた。よく助かりましたよね」
救急隊は「切断したのがひざ下だったのが不幸中の幸いでした。大腿部切断だったら出血多量になっていたでしょう」という。いや、ひざ下だって相当な出血だったろうに。
ことが起こったのはおととい25日(2014年3月)の午後10時ころ。帰宅途中の50代の公務員男性が酒に酔ってホームから転落したが、ホームにはだれもいなかったらしい。男性はそこで気絶してしまい、そのあと何が起こったかはわからないという。目が覚めて、携帯電話で「唐津駅で左脚を切断している」と119番(午前4時8分)して、ようやく気付かれたというのだから驚きだ。
直後に回送電車!運転士は気づかなかったのか
小倉「泥酔していて痛みがなかったんですかねえ」
梅津弥英子レポーター「なんで切断されてしまったんですか」
説明する木下康太郎レポーターも「おそらく電車にひかれた」としか言いようがない。まあ、それしか考えられない。ホームには午後10時28分に回送電車が到着しており、おそらく男性をひいたと思われるが、電車はそのままホームに停車していたため、電車の下になった男性に駅員も気づかなかったということのようである。
笠井信輔キャスター「普通、最終が出た後は駅員が見回るが、この駅は最終電車が1晩そこに止まるスケジュールだったので、電車の陰になってしまったんです」
菊川怜キャスター「運転士は気づかなかったんですかね」
ホームに人もいない。最終の回送電車。運転士もろくに前を見ていなかったのかもしれない。
JRは大変な金をかけてホームに安全ドアをつけているが、ホームから転落する事故の大半が酔っぱらいだ。そんなものは自己責任だろうに、面倒を見過ぎるから人間はますますバカになる。