次点候補より多かった白紙票
この選挙で大阪市民は面白いことをやった。白紙票が次点の候補者より多かったのだ。街で聞くと「白紙で投じました。あんたに対しては反対だと。入れる人がいないんだと」話している。
橋下は無効票が多かったことにも、「対立候補を立てなかった側の責任」「メディアの責任」といった。白紙票は4万5098票(9.04%)だったが、これを含めた無効票は6万7506票(13%)にもなった。候補者の名前以外のことが書いてあった票だ。その中身が面白い。「ふざけるな」「×」「税金は大切に使いましょう」「該当者なし」「投票したい人がいません」
小倉「メディアの責任といったって、橋下さんが選挙をやるといった時に意図は伝えていた。それで白紙票が多かったんだから、野党だけの責任じゃない と思いますよ、私は」
本人もわかってるだろう。負けた候補より冴えない顔が何よりの証拠だった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト