先週20日(2014年3月)に奈良県生駒市のマンションで現金や商品券がポストに投げこまれる事件があった。投げ込まれたのは約76万円で、マンションの30世帯から見つかった。投げ込まれた現金は1世帯当たり1000円から9万円とバラバラで、紙幣はむき出しだったが、小銭はチラシに包まれていた。
オートロックなく外から自由に出入りできる構造
大竹真リポーター「マンションの正面入口はオートロックではありません。また、マンション正面のすぐ横には外階段があり、マンション住人ではなくても自由に出入りができ、外からもマンションの通路を歩く人を確認できる構造になっています」
マンション住人はこう話す。「お隣さんからお宅にも投げ込まれていないかという問い合わせがあり、玄関ドアの郵便受けを見たら1万円札が投げ込まれていました」と話す。20日の午後7時過ぎに住人に何人かが玄関の方で物音がするのを聞いたという。
所有者現れなければ3か月後に発見者のもの
司会の加藤浩次は「この現金や商品券の取り扱いは今後、どうなるのだろう」
コメンテーター・菊池幸夫弁護士「警察は遺失物として持ち主を捜します。でも、3か月を過ぎても持ち主が分からなかったりした場合は、発見者に所有権が移ります」
杉山愛(プロテニスプレーヤー)「たとえ善意からの投げ込みであっても気持ち悪いですよね。私は所有権が移っても受け取る気にはなれません」
勝谷誠彦(コラムニスト)「善意からであっても、投げ込まれた人にとっては迷惑な話ですよ。これだけの金を投げ込む余裕があるなら、そのお金は東日本大震災で被害に遭った人たちに寄付をするとか、有効に使って欲しかった」
まあ、善意でというのはちょっと考えにくいけどね。