奈良・生駒市のマンションのポストに現金が投げ入れられているのが見つかって大騒ぎになっている。37軒で総額は77万円以上になったのだが、だれが何の目的でやったのかがわからない。「薄気味が悪い」と遺失物としての受け取りも辞退する人もいるという。
37軒に総額77万円…1000円から13万7000円までバラバラ
このマンションはオートロックではないので、現金は1階の集合ポストのほか各室の玄関のポストにも入っていた。金額は1000円から13万7000円とさまざまだ。建物は53世帯なので、どうやって37世帯を選んだのかもわからない。
関西テレビが訪れた先週の21日金曜に、管理人にポストをあらためてもらったら、カメラの前で1万円が出てきた。「あ、入ってますね。びっくり、いまの世の中でね」と管理人も驚いている。説明の木下康太郎プレゼンターが「これだけ入っていたら、どうでしょう、届けますか、それとも…」と笑う。菊川怜キャスターは「気味が悪い」という。
司会の小倉智昭「1000円と13万円の差はどう出てるんだろうね」
木下「入れた人の気分で…」
法的には拾得物だが3か月後の「受け取り」辞退!「気持ち悪い」
笠井信輔キャスター「これから防犯カメラのチェックを始めるそうです。このマンションだけなので」
宛名や手紙もなく現金が入っていたとなれば、いわば落とし物だ。「警察に届けた方がいい」(若狭勝弁護士)に決まっている。これまで届け出た額が77万円だが、黙ってもらっちゃった人もいるかもしれない。それを知っているのは投げ入れた人だけだ。あとから、「あんたは届けなかったな」なんて匿名の手紙や電話が来たりしないのだろうか。
小倉「現金を投げ入れても罪にはならないの」
笠井「法的には落とし主。拾った方はなぜうちは1000円なんだ、13万円なんだと考え始めると、やっぱり気味が悪い」
菊川「3か月経って持ち主が現れないともらえるの?」
笠井「その通りですが、気味が悪いと辞退を言っている人は少なくないそうです」
小倉「お年寄りで、自分の行動がわからなくなってる人が入れたというのは過去にありましたがね」
お金はあるところにはある。ないところには逆立ちしてもない。