資格・法規制なくにわかシッター急増!「急場に間に合う」「料金安い」
男の母親によると、男は保育園を手伝っているうちにベビーシッターもするようになった。母親も保育園で働いている。16日午後、男から電話があって話したが、何もおかしな気配はなかったという。
ベビーシッターには法的規制はない。資格も必要ないからだれでもできる。ネットとなると、見も知らぬ人に子どもを預ける不安は当然だが、「必要な時に利用できる」「急場に間に合う」「料金が安い」ことで利用は増えている。しかし、保育の質とか安全性、何かが起きたときの責任などはあいまいだ。
司会の小倉智昭「ネットだというので驚いたが、考えてみればチラシを見て電話するのと変わらないと思う」
田中良幸レポーター「面と向かうか、電話やメールだけかの違い」
宋美玄(産婦人科医)「自分も2歳の子がいるが、顔を知らない人には預けないですよ。でも、そういう人を必要としている背景はわかりますね」
小倉「だれでもベビーシッターになれるということなんだね」
竹田圭吾(「ニューズウィーク日本版」編集長)「外国でもそうです。ただ、家に来てもらって確認するのが普通です。預けるニーズがあるのは間違いないので、それに見合うサービス市場が形成されるのが理想的なんですが…」
笠井信輔キャスターが「ネットがそこまでいってるとは驚き」といったが、別にネットが悪いわけではあるまい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト