アルバイト多く「玉石混交」
利用者とベビーシッターを引き合わせるこうした仲介サイトは利便性からけっこう普及しているらしい。国家資格の保育士と異なり、シッターは特別な資格を取る必要がなく、厚労省も実態を把握していない。利用者とシッター合わせて1万5000人以上が登録している大手の仲介サイトもある。シッターはアルバイト的にやるのも多いのだろう。関係者によると「玉石混交」という。
全国保育サービス協会の岩久由香理事は「インターネットで調べた後、必ずどういう事業者か、実際に連絡してどんなベビーシッターがいるのか、事前に調べるべきです」という。しかし、一般の人がどこまで調べられるかは疑問がある。
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「自分の所に来てもらうんじゃなくて、相手のところに行き、どんなところで自分の子どもを預かるのか、本名とかできれば素性も含めて調べておく必要がありますよ」
ネットは便利だけど、何者なのかわからないのが相手であることを忘れてはなるまい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト