8日(2014年3月)にマレーシア・クアラルンプールを飛び立ったマレーシア航空機が行方不明になっている事件で、管制との交信が途絶えたあとも最大7時間も飛行した可能性が浮上している。また「高度の急激な変化」(羽鳥慎一キャスター)が数々の謎のひとつにあらたに加わった。
所太郎リポーター「ますます何だこれはという話になっている」
管制と通信途絶えた後も7時間近く飛行
マレーシア軍レーダーの解析では、マレーシア機は管制との交信途絶のあとで、上限飛行高度の1万3100メートルを超える1万3700メートルまで急上昇し、続いては急降下して7000メートルまで下げた。その後も何度か急上昇、急降下を繰り返しながら、マレー半島西岸のペナン島北西の沖合で最後に確認されたという。
ゲストで元日航機長の塚原利夫は「通常、パイロットは飛行機の性能の限界を超える高度まで上昇しようとは考えません。操縦桿の取り合いなどがあった可能性もある」と話す。また、1万3700メートルへの急上昇後の降下は、機体の失速によるものと考えられるという。
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ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト