巨人・坂本勇人と体操・田中理恵オフに結婚!?『フライデー』スクープ!自室で寄り添う2人

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   Jリーグ浦和レッズに史上初めて無観客試合処分が下された。村井満チェアマンの英断である。処分を受けて浦和は「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げた男3人を含むサポーターグループ約20人を無期限入場禁止にし、他の浦和サポーターがホーム、アウェーの試合で横断幕や旗などを掲げる行為を禁じたという。この横断幕は特定の国を排斥せよという意味ではないのかもしれないが、日中、日韓関係がよくないこの時期に、こういう裁断が下されたのは歓迎すべきことである。

   翻ってこれがプロ野球だったらどうだろう。これほど速やかに毅然とした態度はとれなかったのではないか。マイナースポーツの野球と世界的スポーツであるサッカーの違いはあるが、そこに携わっている人間たちの『民度』の違いを感じるのは、私だけではないはずだ。

昨年秋に急接近!合鍵渡され甲斐甲斐しく掃除する田中

   さて、今週は久しぶりに『フライデー』について大いに語ろう。けさ14日(2014年3月)、『スポニチ』1面に巨人の坂本勇人(25)と体操界の妖精と呼ばれた田中理恵(26)の「熱愛」が報じられていたが、そのスクープの発信元がフライデーだった。フライデーのスクープがスポーツ紙の1面を飾るのは久しぶりではないか。嬉しくなって駅で買ってさっそく読んでみた。

   タイトルは「まさかの驚愕カップル!今オフ結婚へ 巨人坂本勇人と田中理恵」。このスクープのすごいのは、見開きの左ページにドーンと笑顔でピタリと寄りそう2人の写真が掲載されていることだ。田中が左手でVサインし、坂本はその田中を後ろから抱き抱えるような格好で笑顔を見せている。2人を知る関係者によれば、この写真は昨年暮れか年明けすぐの頃に、坂本の部屋で撮られたもののようだ。

   気になるのは入手先である。セルフタイマーで撮ったようにも見えるが、それだったらフライデーに流出しないのではないか。2人と親しい人間が撮ってフライデーに持ち込んだのだろうか。

   フライデーによれば、昨年秋くらいから2人の仲は急接近していったという。坂本は兵庫県育ちで田中は和歌山県育ち。2人とも関西出身ということで、知り合ってすぐに意気投合したようである。しかも、付き合いは短いが結婚を考えていると、2人の知人がこう語る。

<「坂本がキャンプで家を空けている時も、田中は合い鍵を持って彼の家を訪れ、甲斐甲斐しく掃除をすることもあると聞いています。坂本の父親もすでに田中とは会っているようで、坂本の成績次第ですが、二人は今オフの結婚も考えているみたいです。周囲にも『結婚式にはぜひ来て』なんて話しているそうで、二人とも本気なんですよ」>

これも「フライデー」のヒット!韓国アイスホッケー選手にしなだれかかるキム・ヨナ

   久しぶりに手に取ったフライデーだが、ほかにも注目記事が満載である。ソチ五輪で銀メダルを取り、現役を引退したキム・ヨナ(23)とアイスホッケー韓国代表キム・ウォンジュン(29)とのいい感じの熱愛写真もある。韓国のスケート連盟関係者がこう語っている。

<「二人の出会いは2年前の7月、ともにソウル市内のテルン選手村のアイスリンクで、練習をしていたときのことです。当時ヨナは右足の甲をケガして思うような演技ができず悩んでいましたが、ウォンジュンが励まして親しくなったようです」>

   焼き肉店から出てきた2人。ヨナが彼にしなだれかかり、手を握って甘える姿がいじらしい。スケートリンクで見せる毅然とした姿はそこにはない。恋する女そのものだ。

   変わったところでは、ウクライナ侵攻で世界中から非難を受けているロシアのプーチン大統領が、ペットたちに囲まれてやさしい笑顔を見せている写真がいっぱい載っている。愛犬バフィーくんにブチュしている写真につけられたキャプションがいい。「オレの味方はキミだけだよ」

清原和博「覚醒剤疑惑」大反論!「体はボロボロやけど糖尿病。週刊文春訴える」

   『週刊文春』で覚せい剤疑惑を報じられた清原和博だが、清原とフライデーの付き合いは大変長い。「番長」という言葉を人口に膾炙させたのもフライデーである。そのフライデーに清原が薬物疑惑の『真相』を独占告白している。 もちろん清原にとって都合のいいことばかりではあるが、まずこう吠えた。

<「最初に言いたい。オレは絶対に麻薬はやってない。たしかに今、体はボロボロやけど、麻薬が原因やない」>

   糖尿病だそうだ。血糖値が900以上あって、医者に即入院してください、命にかかわるといわれたそうだ。覚せい剤使用疑惑はもちろん、清原の元ガールフレンドが「彼は部屋に葉っぱ(大麻)を持っている」と話したことも、コカイン所持の現行犯で逮捕された清原とつるんでいた実業家のことも、すべて否定。

   「それでは週刊文春に対してはどうするのか」とフライデーが聞くと、<「両親に迷惑かけたし、家族の立場もある。週刊文春を訴えようと考えてます」>

   その言葉、忘れるでないぞ。法廷での週刊文春と番長のバトルが見られそうだ。

   ちょっと苦言。「大発見!あの1億円テクより威力大?最新『馬券術』のスゴい中身!」というのは広告ページだが、(広告のページ)の文字が小さすぎるのではないか。思わず読んでしまったよ。

   舛添要一都知事の「不実」も追及している。舛添氏がAさんと知り合ったのは26年ほど前。舛添氏は当時東大助教授で片山さつきさん(当時大蔵省職員、現参院議員)と結婚していたが、大学院生だったAさんを口説いて不倫関係になった。そして子供が生まれるのだが、いずれ籍を入れるといっていたが果たさず、あげくに舛添氏は2012年6月に、それまで支払っていった1か月22万円の「扶助金」を議員を辞めて月収が8万円になったとして家裁に減額を申し立てたのである。

   3月10日、フライデーに家裁の調停の進行具合を聞かれると、その直撃後、舛添氏はあわただしく動いたという。同日、突如として家裁の調停を取り下げたのだ。<「フライデーに報じられると知って、体裁が悪いと取り下げたのでしょう。どこまで往生際が悪いのか。知事以前に、人として赤っ恥です」(女性の知人)>

   都知事に選出されて日が経つのに、まだ取り下げていなかったことに驚く。

   その他、ヌードグラビアでは林葉直子のヌードはいただけないが、袋とじの「映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』」の中で橋本甜歌と繭がからむレズビアンヌードがいい。

   このところ元気がないので心配していたフライデーだが、やればできるじゃん。写真誌の持ち味を生かしたものをやればまだまだ生き残り方はある。だが、今号は合併号だから仕方ないかもしれないが、420円は高い!『週刊新潮』は370円だぞ。値段に見合った内容をこれから期待したい。

外食・流通「消費税8%」でも値下げ・価格据え置きの苦境

   お次は、もうじき消費税が8%に上がるのに、あえて値下げしたり価格据え置きの「根性企業」が増えているという『週刊ポスト』の記事。たとえば、すき家は牛丼並盛280円→270円。日清食品は「ラ王シリーズ」容器・具材変更で約16%の値下げ。サンリオピューロランドは大人休日4400円を3800円など平日休日ともに値下げする。

   ファミリーマートはサンドイッチのパン5%増量でも価格据え置き。あのサイゼリヤも半数程度の価格を据え置きだという。行かざるを得まい。イオンは半数以上のPB商品で価格を据え置き。無印良品も75%の商品で価格を据え置き。しまむらは一部商品の価格を据え置きにする。

   こうしたことがなぜ起きるのか。経済ジャーナリストの荻原博子氏はこういう。<「給料が上がらず、デフレ脱却は実現していない中、消費増税を価格に転嫁すれば、小売業界は大打撃を受ける。消費増税で喜ぶのは輸出戻し税(企業が製品を輸出した場合、外国の消費者には税金分を価格転嫁できないという理由で、輸出製品の部品や原材料の価格に含まれている消費税分を国が輸出企業に戻す還付金のこと)で巨額の還付を受ける大企業だけ。内需型企業は生き残るために、身を削ってでも価格を下げざるを得ない状況です」>

   昨年6月、消費増税を決めた政府は「消費税還元セール禁止法」を成立させた。だが、岡田元也イオン社長は「国民生活を考えていない」、ユニクロ柳井正会長は「それが先進国か」と反対論が相次いでいる。消費税増税はアベノミクスを崩壊させると、私は思うのだが。

柏・通り魔連続殺傷の竹井聖寿が無罪!?脱法ドラッグやり過ぎで精神障害

   週刊新潮が「柏通り魔事件」の犯人・竹井聖寿容疑者(24)は脱法ドラッグ常用者で、統合失調症の病歴があるから無罪になるのではないかと報じている。竹井容疑者は脱法ハーブを吸引して何度か救急車で病院に運び込まれているという。病院で既往症について尋ねられたとき、躁鬱病と強迫性障害で、精神科のクリニックに通院中だと答えたと捜査関係者が話している。

   週刊新潮によれば、<凶悪犯罪を起こしたにもかかわらず、精神障害犯罪者は刑法39条に基づき、不起訴になったり、あるいは刑が軽減されることがある>という。<むろん、統合失調症患者だからといって、犯罪に走りやすいというわけでは決してない。日本人の100人に1人の割合で、統合失調症は発症すると言われ、大多数の患者は懸命に治療に取り組み、健常者と変わらない社会生活を送っている>(週刊新潮)

   だが竹井容疑者の罪が確定した場合、トキワ精神保健事務所・押川剛所長がいうように、<「なによりも、精神障害犯罪者を処遇する受け皿が存在していないことが問題」>なのであろう。社会全体で取り組むべき課題であるはずだ。

元裁判官が明かす絶望的「日本の裁判所」最高裁事務総長の顔色見て判決

   『週刊現代』の元裁判官の告白は「絶望の裁判所」(講談社現代新書)のパブ記事ではあるが、読むべき内容がある。この人物は瀬木比呂志氏。東京地裁判事補から那覇地裁を経て最高裁判所調査官などを歴任して退官し、現在は明治大学法科大学院教授である。

<私は'79年の任官から'12年に大学教授に転身するまで、33年にわたって裁判官を務めてきました。その中で目の当たりにしたのは、最高裁の意に沿わない人材を排除する人事システムの問題点や、モラル、そしてパワー、セクシャルなどのハラスメントが横行する、裁判所の荒廃ぶりでした。(中略)
   この人事システムが、裁判所を荒廃させた一因なのは間違いありません。現在、日本の裁判所は最高裁長官をトップとし、その腹心である最高裁事務総長が率いる事務総局が、全国の裁判官を人事や組織の圧力で支配しています。事務総局は意に沿わない判決や論文を書いた裁判官に対し、昇進を遅らせる、住まいとは遠く離れた地方に単身赴任させる、あるいは前述したように再任を拒否するといった嫌がらせをします。  その結果、裁判官は刑事被告人、あるいは民事訴訟の原告・被告の権利や結論の適正さを自分で考える前に、とにかく事務総局の意向ばかりを気にするようになってしまったのです。事実、ある地裁の所長はことあるごとに「それは事務総局の考え方と同じか?』と確認していました。(中略)
   日本では裁判官が刑事系と民事系に分けられ、基本的に同じ分野を担当し続けます。そして刑事系裁判官は日常的に検察官と接しているため、考えがどうしても検察寄りになる。被告の中には根拠のない主張する人もいますから、刑事事件を長く担当していると、被告に対して偏見を抱くようになってしまうのです。その結果、刑事系の裁判官は仲間内で被告のこと蔑視し、「やつら」などと呼ぶようになる。(中略)
   現在の竹﨑博允最高裁長官の実権、支配権は矢口長官(洪一・第11代最高裁長官=筆者注)以上とも言われますが、なぜ彼がそれほどの力を持ったのか。その背景には裁判員制度導入があります。
   現行の裁判員制度については、今後改善すべき欠点はあるものの、市民の司法参加という意味では、評価されるべきだと思います。しかし、「竹﨑氏らには別の思惑があった」といいます。
   「裁判員制度を導入することで刑事裁判に脚光を集め、近年民事系に比べて著しく劣勢にあった刑事系裁判官の基盤を強化し、同時に人事権を掌握しようという狙いがあった」――そう言われているのです。
   その思惑通り、裁判員制度導入以降は、刑事系の裁判官や書記官が増員され、主要ポストの多くが、竹﨑氏に近い刑事系裁判官で占められるようになった。その結果、究極の情実人事が実現したわけです。(中略)
   本気で裁判所を改革しようと考えるなら、法曹一元制度、つまり弁護士経験者を裁判官に登用する制度を導入するしかありません>

   瀬木氏の熱意が伝わってくる記事である。

NMB渡辺美優紀のマンションに1泊2日のイケメン男!だれだ?

   お次はカル~イお話。週刊文春お得意のAKB48ものだ。『みるきー』ことNMBの絶対的エース渡辺美優紀(20)はAKBグループきっての清純派であるという。そのみるきーファンの夢を打ち砕いたのは、人気急上昇中のイケメン読者モデル・藤田富(21)なのだ。

   3月1日、渡辺はイベントを終え品川区の自宅マンションへ帰宅。そこへ夜10時過ぎに長身の若い男が現れ、周囲の様子を伺いながらマンションの中へ入っていった。その男・藤田は翌日の夜8時過ぎまでマンションに滞在した。そしてマスクに帽子で完全装備し、さらに裏口を使うという警戒ぶりでマンションを後にしたそうだ。まあAKBではよくある話だがね。

本田圭佑いまだ1本もゴールなし!ファンサイト「寿司でも握らせておけ」

   サッカー日本代表の司令塔・本田圭佑(27)がイタリアの名門ACミランで大変なことになっていると週刊新潮が報じている。週刊新潮によれば、当地のファンサイトでこう書かれている。<「ホンダは動きの遅いニンジャタートル」「寿司でも握らせておけ」「ホンダはフィールドで寝ている」「日本に帰って、キャプテン翼に戻ったほうがいい」>

   1月の華々しい入団会見からはや3か月。本田はリーグ戦で未だゴールを決められずにいる。現地で取材したジャーナリストは<「サポーターから『背番号10を外せ』『日本に帰れ』などという強烈なヤジが飛んでいました」>と話している。本田危うし!

読み応え十分…週刊文春「レジェンド10大告白」松田聖子の神田正輝との一夜、勝新太郎・麻薬…

   最後に週刊文春のこれまでスクープしてきた「告白」をまとめた「レジェンド10大告白」が、私にはとてもおもしろかった。統一教会を脱会した山崎浩子が4日で書き上げた40枚の手記。神戸児童殺傷事件の少年Aの両親に告白を決断させたアメリカの殺人事件。当時、自民党幹事長だった山崎拓氏の変態SEXぶりを赤裸々告白した女性。

   郷ひろみと破局した松田聖子が明かした神田正輝との一夜。ロッキード裁判での榎本三恵子の覚悟「ハチは一度刺して死ぬ」。性的欲望は食人願望と同じと書かれた佐川一政からの手紙。勝新太郎が麻薬事件で独房で便箋に綴った「パンツの中の真実」。吉展ちゃん誘拐事件で平塚八兵衛刑事が容疑者を落とすまで。田中真紀子を議員辞職に追い詰めた元秘書の実名告白の理由など、世を震撼させた懐かしいスクープ満載である。ぜひお読みいただきたい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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