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清原和博「覚醒剤疑惑」大反論!「体はボロボロやけど糖尿病。週刊文春訴える」

   『週刊文春』で覚せい剤疑惑を報じられた清原和博だが、清原とフライデーの付き合いは大変長い。「番長」という言葉を人口に膾炙させたのもフライデーである。そのフライデーに清原が薬物疑惑の『真相』を独占告白している。 もちろん清原にとって都合のいいことばかりではあるが、まずこう吠えた。

<「最初に言いたい。オレは絶対に麻薬はやってない。たしかに今、体はボロボロやけど、麻薬が原因やない」>

   糖尿病だそうだ。血糖値が900以上あって、医者に即入院してください、命にかかわるといわれたそうだ。覚せい剤使用疑惑はもちろん、清原の元ガールフレンドが「彼は部屋に葉っぱ(大麻)を持っている」と話したことも、コカイン所持の現行犯で逮捕された清原とつるんでいた実業家のことも、すべて否定。

   「それでは週刊文春に対してはどうするのか」とフライデーが聞くと、<「両親に迷惑かけたし、家族の立場もある。週刊文春を訴えようと考えてます」>

   その言葉、忘れるでないぞ。法廷での週刊文春と番長のバトルが見られそうだ。

   ちょっと苦言。「大発見!あの1億円テクより威力大?最新『馬券術』のスゴい中身!」というのは広告ページだが、(広告のページ)の文字が小さすぎるのではないか。思わず読んでしまったよ。

   舛添要一都知事の「不実」も追及している。舛添氏がAさんと知り合ったのは26年ほど前。舛添氏は当時東大助教授で片山さつきさん(当時大蔵省職員、現参院議員)と結婚していたが、大学院生だったAさんを口説いて不倫関係になった。そして子供が生まれるのだが、いずれ籍を入れるといっていたが果たさず、あげくに舛添氏は2012年6月に、それまで支払っていった1か月22万円の「扶助金」を議員を辞めて月収が8万円になったとして家裁に減額を申し立てたのである。

   3月10日、フライデーに家裁の調停の進行具合を聞かれると、その直撃後、舛添氏はあわただしく動いたという。同日、突如として家裁の調停を取り下げたのだ。<「フライデーに報じられると知って、体裁が悪いと取り下げたのでしょう。どこまで往生際が悪いのか。知事以前に、人として赤っ恥です」(女性の知人)>

   都知事に選出されて日が経つのに、まだ取り下げていなかったことに驚く。

   その他、ヌードグラビアでは林葉直子のヌードはいただけないが、袋とじの「映画『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』」の中で橋本甜歌と繭がからむレズビアンヌードがいい。

   このところ元気がないので心配していたフライデーだが、やればできるじゃん。写真誌の持ち味を生かしたものをやればまだまだ生き残り方はある。だが、今号は合併号だから仕方ないかもしれないが、420円は高い!『週刊新潮』は370円だぞ。値段に見合った内容をこれから期待したい。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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