夢の万能細胞かと思われたSTAP細胞の論文で数々の「不備」と疑惑が浮上するなか、今度はSTAP細胞研究を主導した理化学研究所の小保方晴子博士の博士論文にも「不備」が見つかったことがわかった。108ページの論文のうち、なんと冒頭20ページがネット上で公開されていた幹細胞についての説明の文章と酷似しているという。
テレビ朝日社員コメンテイターの玉川徹「(文章の)冒頭で、いきなりほかの人の書いたものを載っけるというのは、どんな作者でもやらないと思う。こういうことがあるのか。考えられない」
再現に成功すればかえってバリュー上がる
一方で、騒がれている論文上の数々の不備とSTAP細胞自体の存在の有無は直結せず、別物なんであって、STAP細胞は本当にあるかもしれないという(かすかな?)希望を捨てない向きもある。
羽鳥慎一キャスター「論文の取り下げ(や不備)イコールSTAP細胞がない、と直結しているわけではないですよね。(小保方博士論文での)幹細胞についての説明などは、どんな人が書いても一緒ではないかな」
松尾貴史(タレント)「もしSTAP細胞がほかで再現されれば、バリューが出てくる。そういう(本質的な)こととは質の違うところで騒がれてる割合が多くなっているんじゃないですかね」
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト