「STAP細胞」論文取り下げでどうなる?小保方晴子リーダーの立場…画像使い回し論外

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彼女だけの責任なのか?ずさんな理研のチェック態勢

   司会の小倉智昭「論文取り下げというのはよくあることですか?」

   日経BPの特命編集委員の宮田満氏はこう解説する。「珍しくはないですね。毎週のようにあります。理由のひとつは単純ミス、もうひとつが意図的なねつ造です。(今回は)目くじら立てる程ではないと思います。理研のチェック態勢がずさんだったのと、ネイチャーから直前に書き直しを求められあわてたのではないですか。
ただ、画像の使い回しはミスとは違うレベル。だれも真っ赤なウソだとは思っていないのだから、どこが間違いでどこが正しいかを精査した上で、訂正で済むのか取り下げなのかを決めてほしい」

   笠井信輔キャスター「作れないのに作ったと小保方さんが書くとは信じられませんよ」

   宮田「それはあり得ないでしょう。彼女は多分STAPという現象は見ていると思う。それが彼女の解釈でいいのかが問われているんです。ひとことで言うとずさんな論文ですよ」

   小倉「これで心が折れちゃったりしませんかね」

   宮田「それがホントに心配ですね。彼女だけに負わせるのは酷です。彼女は見たんです。それをだれもが再現できる形でできるよう研究すすめるチャンスを与えるべきです」

   小倉「大きな発見は偶然というのは多いからね」

   宮田「ねつ造じゃなかったとき、どうやって救うか」

   日本中じゃなくて、世界中が見ている。何をすべきかはわかっているのだから、ちゃんとしてほしい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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