小保方晴子リーダーからメール「お騒がせしてすみません。どうするか考えてます」

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   万能細胞とされる「STAP細胞」の論文で不適切な内容が指摘されている問題で、理化学研究所の加賀屋悟広報室長が11日(2014年3月)に会見し、論文の取り下げも視野に検討していることを明らかにした。「いろいろな疑義が出ている状況を踏まえても、STAP細胞の事実については揺るぎない考えを持っています。ただ、事実と検証のプロセスも大事で、そのプロセスにおいて疑義が指摘されているので、調査委員会で最終的に判断させてほしい」と述べた。

   2月18日に発足した理研の調査委員会の構成は、理研の研究者2人、外部の研究者2人、弁護士1人の計5人で、14日に経過報告をする予定だという。この場に論文の責任者である小保方晴子ユニットリーダーは同席しないという。

論文撤回については「共同研究者と話し合いたい」

   一方、論文の撤回を呼びかけている若山照彦山梨大教授はこれまで沈黙を続けているその小保方リーダーからメールが届いたことを明らかにした。「お騒がせしてすいません。これからどうするか真剣に考えています」と書かれていたという。論文をいったん取り下げ、誰からも批判されないような論文を再投稿すべきだという若山教授の主張を「正しいと思う」としながらも、「論文撤回については共同研究者と話し合う必要があり検討している」と伝えてきているという。

   片山善博(慶応大教授)「韓国のソウル大教授のように、ES細胞の論文で一世を風靡したもののウソだったために取り下げられたようになるのか、ちゃんとSTAP細胞を作ったけども、それを論文にする段階で写真の使い回しをしてしまったのか、そこを知りたいですね。研究成果は揺るがないとするなら、他の研究者がトレースして同じ結果がで再現できるかが一番のポイントになると思います」

文   モンブラン
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