マレーシア航空機 突然の空中分解?おととしの接触事故で見えない亀裂

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上海空港で主翼先端損傷

   マレーシア機はUターンの可能性も指摘されている。前根氏は機体のトラブルで引き返すことについて、「たしかに北京まで5~6時間かけて飛んでいくより、クアラルンプールに戻った方が楽ですよね」と言うが、その連絡もなかった。

   また、この飛行機はおととし8月(2012年)、上海空港で接触事故を起こし片方の主翼先端を損傷していた。マレーシア航空はボーイング社が修理して安全性には問題なかったといっているが、前根氏は「ぶつかるといろんなところに衝撃が伝わって小さなクラック(ひび割れ)が入り、毎日飛んでいるうちに徐々に大きく広がっていく可能性がないわけではない」というが、今回はどうだったのか。

   前根氏が最後にあげたのが機内の電源が落ちた可能性だが、これはゼロではないという程度だ。海外にはテロを示唆する報道もあるが、推測の域を出ていない。

   司会の加藤浩次「まだ手掛かりはなにもないという状態ですね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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