ハリウッド・スターのリチャード・ギアは熱烈なヤンキース・ファンで、フロリダのキャンプをきのう（日本時間10日未明）突然訪れて、注目の田中将大投手（25）と握手して言葉を交わした。大物スターの訪問にヤンキース選手たちも笑顔を見せていたが、彼のお目当てのひとつが田中投手だった。テレビカメラも見守る中、なにか言葉を交わし、ギアが田中のグラブをはめておどけてみせた。別れる時のあいさつは、「ドウモアリガトウ」「ありがとうございます」と日本語だった。
「15勝してくれたらいいねえ。20勝ならミラクル」
爽やかさが売りだったギアも64歳で老眼鏡をかけているが、ラフな格好でもさすがに貫禄がある。テレビ記者に「ヤンキースに田中投手のようなワールドクラスの投手が来てくれて素晴らしい。彼はいい人柄だし紳士だし、何より一生懸命なところがいいね。何勝するか？ 15勝してくれたらいい年になるよ。20勝したらミラクルだね」と祈るようなしぐさを見せた。
その田中クンだが、ギアの印象を聞かれて「ボク、映画見ないんでわからないです」ときた。「代表作とかも？」「知らないです」。そのあとツイッターで、「さすがにリチャード・ギアは知ってますよ。代表作などは映画を観ないのでわかりませんが。(>_<)」と弁解したが、 やっぱり知らないんだ。
田中大貴アナが「正直でいいと思いますけど」
キャスターの菊川怜「でも、ギアさまですからね」
田中「野球を一生懸命にやってきたからですから」
これをギアが聞いたらがっかりするかもしれない。
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東日本大震災からきょう（2014年3月11日）で3年ということで、司会の小倉智昭は宮城・三陸町の防災対策庁舎前から震災モニュメントをめぐる賛否の話、笠井信輔キャスターは岩手・田野畑村から三陸鉄道の復旧の話を伝えた。また、菊川が先週末に仙台湾に完成した巨大防潮堤を歩いた映像があった。
たっぷり1時間をあてたが、東北の人たちが思い描く未来はまだ見えてこない。26万人が避難生活をおくっているという現実も重い。日本中が言いたこといっぱいに違いない。