司会の小倉智昭が「このブランドン・ハワードというアメリカの歌手、誰かに似ていませんか」という。目隠しをとると、現れたのはマイケル・ジャクソン25歳の時の写真だ。たしかに似てる。ハワードはいま31歳。小倉は「DNA鑑定でも、親子の確率は99.9%以上でした」と伝える。
「ボク自身は息子であると主張したことない。遺産も興味ありません」
ブランドン・ハワードが歌っている映像があった。小倉は「若い頃のマイケルに似てますよね。2010年のソロデビューのときは、あまりに似ているのでマイケルの再来と騒がれました。踊りも似てます」という。踊る雰囲気は生き写しかもしれない。彼のデビューはマイケルが亡くなった翌年だ。早くから隠し子ではないかといわれていたらしい。それがここへきて、マイケルの歯形からDNAを採取して照合した結果を、インターネット・テレビで発表したのだ。
しかし、ハワードはフェイスブックの映像でこうコメントしている。「ボク自身はマイケル・ジャクソンの息子であると主張したことはありません。マイ ケルの遺産についても訴えるつもりはありません。金銭面で困ってもいません」
検査にも関与していないといっているそうだ。
マイケルはヒット曲の中で「その子はボクの子じゃない」
キャスターの菊川怜「知らないところで、だれかがDNA検査を?」
田中大貴アナ「インターネットのテレビ会社がやったと」
新聞は「99.9%の可能性で彼はマイケルの息子だ」と書く。ハワードが生まれた1983年のヒット「ビリー・ジーン」の歌詞に、 「Billie Jean is not my lover」(ビリー・ジーンはボクの恋人じゃない)、「The Kid is not my son」(その子はボクの子じゃない)というのがある。ハワードの母親、ミキ・ハワード(53)は元歌手で、当時のあだ名が「ビリー」だったんだと。
菊川「エーッ」
田中「これはいったいどういうことなのかと騒動になっています」
さすがの小倉もしばし絶句。やおら「本人は遺産も欲しくないといってる。でも。DNA鑑定には了解したということですよね。何のためなのかよくわからない」
菊川「もう1回ちゃんとやり直したらわかりますよね」
ん?怜ちゃんはどうしても白黒つけようというのかな?小倉は気がなさそう。