佐村河内「釈明会見」でムキになった瞬間!「ふざけたこと止めてくれませんか」

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   「偽ベートーベン」佐村河内守氏(50)は先週金曜7日(2014年3月)に記者会見を開いて、一連の疑惑・うその釈明した。会見には約300人の報道陣が詰めかけ、テレビカメラだけで50台以上という騒ぎとなった。海外メディアの姿もあった。

   佐村河内はトレードマークの長い髪とひげを剃り、サングラスもなしで登場し、「私のウソによりご迷惑をおかけして申しわけない」と謝罪、「真実をお話しします」 経緯を長々と述べた。

「ゴーストライター新垣隆を名誉棄損で告訴する」

   弁明の最初のポイントは、本当に耳が聞こえないのかという点だった。佐村河内は診断結果を見せた。「中程度の難聴で聴覚障害には該当しない」とあった。そのため障害者手帳は返納したが、手話通訳が必要だと強調した。しかし、記者とのやり取りはスムーズで、木下康太郎レポーターが色紙を書くよう頼んだときは、通訳を介さずそのまま会話できたようだった。また、手話通訳が終わっていないのにしゃべりだし、そのことを指摘されると、「ふざけたことはやめてくれませんか」とムキになった。

   155分の会見の多くは、ゴーストライターの新垣隆氏への反論だった。佐村河内は新垣氏の話を「全くウソ」といい、いちいち反論して「新垣さんを名誉毀損で訴えます」という。週刊文春の記事などの中で、新垣は「こんなことは止めようと何度もいった」と話しているが、佐村河内によると「一度だけ」。「耳が聞こえないと感じたことは一度もない。電話で話していた」ということにも、「うそ。全部口話だった」。また、新垣氏ギャラは「18年間に20曲、700万円」としているが、「ギャラを提示して、額が上がると渋い顔から笑顔になった」。

   会見を見た新垣氏は「私が会見や週刊文春で述べたことはすべて真実だ」と反論している。

『週刊文春』記事の筆者「いまさら彼にどんな名誉があるというんだろう」

   夏野剛(慶應大大学院特別招聘教授)「耳がよく聞こえないというのだけは守りたかったようですね」

   木下「耳のことになると感情的になっていました」

   夏野「曲がよければそれでいい。ただ、マーケティングのために障害を装ったとなると…」

   司会の小倉智昭「共謀の作業だといいたかんだろうね」

   木下「整理するとそういうことになりますね。佐村河内氏は新垣氏のほか奥さんの母親、週刊文春の筆者も訴えるといっています。これを筆者に伝えたところ、『あなたにどんな名誉があるのかと聞きたい』といっていました」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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