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「STAP細胞」詳しいマニュアルやっと公表!専門家から「論文通り作れない」に理研大慌て

   さて、その朝日新聞6日付朝刊に話題のSTAP細胞の記事がちょこっと載っていた。<新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」について、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)は5日、詳しい作製手順をまとめた文書をウェブサイトで公表した。国内外の研究者から「論文の情報だけでは細胞を作れない」などとして、より詳しい手順の公開を求める声が出ていた。

   今回は、この細胞の作り始めから終わりまでを8段階に分けたマニュアルを公表した。STAP細胞に変えたい細胞は事前に酵素などでバラバラにしておくことや、オスの細胞のほうがメスよりつくりやすいなど、細かな注意点も記した。(中略)

   一方、論文の画像や他の論文の引用表記などに不自然な点があるとの指摘があり、理研とネイチャー誌が調べている。理研は「様々な指摘を真摯(しんし)に受け止め、調査結果が出れば速やかに公表する」と話している>

   料理のレシピだってさじ加減などを細かく書くのに、世界的発見といわれたSTAP細胞の作り方を今頃になって発表するのは、週刊誌で「疑惑」を追及されているからだろう。

   あれほど大々的に取り上げた新聞が、こんな大事なことを新聞の片隅に載せてすましてしまうこと自体、批判の対象になるはずである。新聞は自社の理系に強い記者を総動員してSTAP細胞の真贋について取材させたらどうなのか。それこそ新聞がやるべきことなのではないのか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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