パソコン遠隔操作の片山祐輔被告保釈「真犯人名乗り出て!1%ぐらい期待してる」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   他人のパソコンを遠隔操作し、無差別殺人などを予告したとして威力業務妨害に問われている元IT関連会社社員・片山祐輔被告(31)がきのう5日(2014年3月)に保釈された。会見した片山は「私はやっていない」「犯人は自首してほしい」と語った。保釈金1000万円は母親が用意したという。

「身に覚えのないアクセス記録。自分も遠隔操作されていた可能性」

   片山は「ストロボがまぶしいです。自由というものはまぶしいものだなと思った。きょうで389日目ですね」と話し始めた。「まさに寝耳に水の家宅捜索と逮捕でした。私はやっていない。身に覚えもない。この1年間、緊張といろんなことの連続で本当に疲れ果てました。でも、まだまだ闘いは長いですけど、頑張っていきたい。無罪を取るのがゴールで、現時点はまだ道半ば」

   裁判になっているのは、おととしに複数のサイトに侵入して小学校襲撃や無差別殺人を予告した複数の事件だ。複数の人物が逮捕され、後にえん罪とわかった。片山はそれらを操作した「プログラムを開発した(痕跡を発見)」として10の事件で逮捕・起訴されたのだが、一貫して容疑を否定し、自分も遠隔操作されていたと主張している。きのうの会見でも、「身に覚えのないアクセス記録があり、やはり遠隔操作されていた可能性が高い。それしか考えられない」と繰り返した。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト