千葉・柏市の通り魔殺傷事件で昨夜5日(2014年3月)、殺害された会社員、池間博也さんと同じアパートにすむ無職・竹井聖寿(24)が、強盗傷害などの容疑で逮捕された。金目的だったと話しているという。
竹井は逮捕前のおととい4日夜、目撃者として報道陣の前に現れ37分もペラペラとしゃべった。「写さないで。モザイクなら」「声も変えて」といい、犯人の服装や犯行の様子を詳細に語った。「ケンカかなと思って」とはじめから見ていたことようにいい、「牛刀のような刃物」「背丈は175センチ」「男はハハハと笑いながら刺していた」とも話した。
連行時に「ヤフーチャット万歳」
竹井が報道陣の前に現れたのは、「動画があるので買ってくれないか」ということからだったらしい。自分の犯行なのだから動画などあるはずないのだが、他のメディアに同じ話を繰り返しているうちに、どんどん内容がエスカレートしていった。動画について「警察に提出した」と見せることを拒んだが、警察に提出などされていない。これでおかしいとなって任意同行につながった。しゃべり過ぎて墓穴を掘ったということだ。
任意の聴取から家宅捜索となり、連行される際にはマスクをはずして報道陣に「ヤフーチャット万歳」と叫び、左手の中指を突き立てて敵意を示した。捜査員には「チェックメイト」といったという。部屋からは血の付いた刃物や池間さんの財布などがみつかった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト