宮城交通の高速バスが北陸自動車道のサービスエリアでトラックに衝突し、運転手と乗客1人が死亡した事故では、運転手が睡眠時無呼吸症候群だった疑いがスタジオでフィーチャーされた。会社側が行った睡眠時無呼吸症候群の簡易検査で、この運転手には睡眠時に多少の呼吸停止があり、「要経過観察」になっていた。なおこの検査は法律などで義務づけられてはいないという。
会社は「身体に悪影響はないレベル」として勤務させていたが、専門家は少しでも疑いがあれば、専門医の元で精密検査を受けるべきだと指摘している。
睡眠時無呼吸症なら起こされれば目は覚める
コメンテーターの玉川徹・テレビ朝日社員ディレクターは、睡眠時無呼吸症候群が事故の直接の原因だったとは考えにくいという。「睡眠時無呼吸症では寝不足になって睡魔がやってくる。だが(事故前に)、2度も衝突して目が覚めないというのは失神状態だったのではないか。失神を起こすような心臓の疾患などを疑うのが筋だと思う」
文
ボンド柳生