北陸道バス激突!睡眠時無呼吸症候群患者200万人…専門家「精密検査受けて」

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結果軽く出がちな「簡易検査」

   睡眠時無呼吸症候群の患者は国内に推定200万人いるといわれ、専門家は症状について「無呼吸を繰り返すことによって、睡眠が浅くなって深い睡眠が取れない。疲れて眠い時には一瞬、意識を失うことがあるが、その状態がよく起きるということ」といい、「簡易検査は検査結果が少し軽く出るので、精密検査をして確定診断をすることが大切」といっている。

   司会の加藤浩次「要経過観察というのはどういう状況ですか」

   コメンテーターの香山リカ(精神科医)は「はっきりした無呼吸状態は観察されなかったのでしょう。(運転を続けたのは)本人は問診で昼間は眠くなることはありませんなどと答えていたのかもしれません。ただ、突然眠くなる原因は他にもありますし、心臓発作や脳の発作で意識を失ったかもしれませんので、睡眠時無呼吸症候群はいまのところは有力な可能性のひとつということでしょう」

   ロバート・キャンベル(東大教授)は「関越の事故後の安全基準に沿って運行されていたのに事故が起きました。なにか疑いがあった場合は、即刻、精密検査をするべきです」と厳しく指摘した。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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