怪しい中国当局発表「「新疆ウイグル自治区の分離独立派の犯行」
中国当局は「新疆ウイグル自治区の分離独立を求める活動家の犯行」と断定した理由として、「自分たちにはわからない言葉を叫んでいた」という目撃者の話をあげている。富坂氏は「本当にそうかなという部分もありますが、当局はそういう線で動いていくのだろう」と見ている。
昨年10月(2013年)には、北京・天安門前の歩道にウイグル人の乗った車が突入して、犯人を含む5人が死亡し、日本人観光客を含む38人が負傷している。一般人を巻き込んだテロへとエスカレートしている点について、池田健三郎(経済評論家)は「恨みの感情があるわけではない、人を無差別にあやめる極端なテロという形で現れ始めています。当然、一番ショックを受けているのは習近平政権だと思う」と話す。
習近平国家主席は事件直後に郭声?公安相を現場に派遣した。5日から始まる全国人民代表大会(日本の国会に当たる)を控え徹底的に力で押さえ込むつもりらしい。
文
モンブラン