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葛西紀明「部長昇進」で給料アップ!会社に机ないけど年収1000~1100万円

   ソチ五輪が終わってメダリストが帰ってきたが、なかでも注目されているのが史上最多となる7大会連続出場の末、ついに銀メダルに手が届いたスキージャンプの葛西紀明(41)だろう。凱旋帰国した葛西は2月21日(2014年)、勤務する住宅メーカー「土屋ホーム」(札幌市)の報告会に出席した。彼は所属していた地崎工業、マイカルと立て続けにスキー部が廃部になり、01年11月から「土屋ホーム」に勤務していると『週刊新潮』が書いている。

   広報担当者によれば、社員約400人のうちスキー部員は4人だけ。彼の所属は社長室だが、1年中大会や合宿があるので彼の机はないそうだ。「葛西には職務上の役職はありませんが、給料面でいえば、現在、次長・課長級の待遇になっています」(広報担当者)

   それが今回のメダルのおかげで、部長級に格上げされるそうだ。すると年収が一気に300万円以上もアップすることになり、全年収は1000万円から1100万円ぐらいになるという。スポーツ紙記者がこういう。<「葛西は、平昌五輪でも十分に金メダルを狙えます。ただ、現在、独身のため、次は結婚して奥さんと子どもを連れて行きたいと口にしている」>

   中国やロシア、韓国では、五輪でメダルを獲ると一生安穏に暮らせると聞く。日本ではこの程度だが、彼の名は五輪が続く限り伝えられていくはずである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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