6年前の東京・秋葉原の無差別殺傷事件の再現だった。きのう23日(2014年2月)、JR名古屋駅近くで車で歩道を暴走して13人に重軽傷を負わせた大野木亮太容疑者(30)は、「わざと人をはねた。殺すつもりだった。誰でもよかった」と話しているという。西村綾子リポーターは「大野木容疑者は午後2時頃に現場から約300メートル離れたレンタカー会社で車を借り、駅近くの交差点から歩道に乗り上げて、通行人をはねながら約35メートル走行して街路樹に激突してようやく止まりました。ブレーキ痕はありません」と伝えた。
無職でひとり暮らし…突発的なのか計画的なのか
司会の加藤浩次「容疑者の体内からアルコールや薬物は出なかったの?」
西村「逮捕当時、警察の検査ではそれらは何も出なかったそうです」
加藤「この手の犯罪は勤務先や学校などへの恨みから犯行に走ることが多いけど、何かの恨みから始まったのかな」
コメンテーターの勝谷誠彦(コラムニスト)は「この容疑者は名古屋市内で一人暮らしだというんでしょ。無職なのに一人暮らし。家賃や生活費はどうしていたのか不思議ですよ」と指摘する。友利新(医師)は「突発的に思いたった犯行だったのでしょうか。それとも前々から考えていた計画的犯行だったのでしょうか」と理解不能といった表情だ。
キャスターのテリー伊藤「街路樹に激突して止まったからよかったものの、この街路樹がなかったら犠牲者はもっと増えたはずですよ。そう考えたらとゾッとする」
大野木の逮捕容疑は殺人未遂だが「無差別殺人未遂」という罪名があってもいいような気がする。