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雑誌低調続く出版界!講談社は「進撃の巨人」「百田尚樹」で一息

   講談社の75期決算が発表された。売上高1202・72億円(前年比102・0%)。内訳は雑誌728・36億円(同100・9%)。この中には一般雑誌とコミックがあり、雑誌は178・87億円(同94・6%)、コミックは549・48億円(同103・1%)。書籍は255・06億円(同103・3%)、広告収入は71・10億円(同83・7%)。当期純利益は32・14億円(同207・3%)である。

<マンガ「進撃の巨人」が快進撃をつづけ、百田尚樹の「海賊とよばれた男」がミリオンセラーとなり、百田の文庫「永遠の0」がコミックス「ワンピース」級の売れ行きとなっても、総売上高で前年を上回ったのは2ポイントにしか過ぎなかった。何故か? 答えは簡単である。コミックスと書籍以外は前年を大きく割っているのである。「グラマラス」や「グラツィア」を休刊したこともあって一般雑誌の販売収入と広告収入は大苦戦を強いられているのである>(今井照容責任編集『文徒』より)

   それに不動産収入が32億円もあるのだから、業績好転とまではいかないようだが、少し明るさが見えたといったところであろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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