スキー・ハーフパイプ小野塚彩那「銅メダル」!怖そう~9メートル跳び上がって空中技

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   フィギュアスケートの浅田真央の話題に隠れてしまったが、ソチ五輪から新種目となったフリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の決勝が21以日未明(2014年2月)に行なわれ、小野塚彩那選手(25)が銅メダルに輝いた。

   フリースタイルスキー・ハーフパイプ(HP)はスノーボードのHPと同じく、半円筒状のコースを滑り降りながら空中技(トリック)で得点を競う競技だ。

五輪新種目に決まりアルペン大回転から転向

   司会の加藤浩次「小野塚選手は3年前までアルペン女子大回転の選手で、指導者たちが技術を競う全日本技術選手権(技術選)で毎年上位に食い込む実力の持ち主でした。ソチ五輪でスキー・ハーフパイプが新種目に決まるとすぐに転向した」

   小野塚は3位が決定し、「ここ(オリンピック)に来るために3年間やって来ました。メダルを取るためにスキー・ハーフパイプを選びました」と笑みを浮かべた。

   スタジオにはゲストとして丹野幹也選手(男子スキー・ハーフパイプ)がいた。「やってくれましたねえ。前々から有言実行の人と思っていましたが、その通りの人でした」

   加藤「VTRを見ると、相当高くジャンプしていますが、怖くはないですか」

   丹野「パイプの壁の高さは8~9メートルあります。それを乗り越えるぐらいの高さまでジャンプしなければならないので、そりゃあ怖いですよ。恐怖心との戦いです」

知人らがサポートクラブ作って資金提供

   小野塚は資金にも苦労した。新種目だけに「すべて自腹です。ですから、春と秋に働いてお金を貯め、冬と夏に合宿をして練習します」(丹野)という状況だ。そのため、小野塚の知人たちが「小野塚彩那サポーターズクラブ」を作って資金を集め、年間数百万円かかるという遠征費などを提供してきた。昨シーズンにワールドカップの表彰台に3度立ったこともあって、今季は日本スキー連盟から強化費が出ることになった。

   キャスターのテリー伊藤「ソチ五輪の日本のメダルはすでに、前回バンクバー大会より1個多い8個です。次の大会ではさらに新種目が増えるでしょう。そういう新しい種目に挑戦してみたいと思う人を増やす必要がありますよね」

   丹野「国内に1年中練習できる環境があれば、裾野も広がると思います。でも、残念ながらスキー・ハーフパイプでは未だそういう環境が整備されていません。この環境作りが今後の課題になると思います」

   子どものころから遊びとしてできる環境が必要なんだろう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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