日の丸の重圧に押しつぶされた浅田真央…思いっきり泣けばいいよ
冬の明け方、日本中に悲鳴が上がったに違いない。浅田真央がショートプログラムでまさかのトリプルアクセル(3回転半)を失敗し、55・51点で16位に沈んでしまった。ライバルのキム・ヨナは表情こそ硬かったが、貫禄の演技で堂々の1位。これほど明暗がくっきり分かれるとは思っていなかった。
やはり五輪で日の丸を背負う重圧が『絶対王者』と思われていた高梨沙羅を押し潰し、浅田までもそのプレッシャーに絡め取られてしまった。浅田にとってソチは悔いの残る地になってしまったが、まだ若いのだ。思い切り泣いた後、次の目標に向かって羽ばたいてほしい。