1956年猪谷千春以来のメダル!「でも4年後の金目指します」
優勝をかけた決勝戦は1回目にわずかにリードしたが、2回目に転倒、あと1歩で金メダルを逃した。とはいえ、スノーボード日本女子では初の快挙だ。いや、アルペン競技で日本人女子のメダリストは初めて。日本アルペン界でも1956年の猪谷千春選手以来のメダルだ。竹内は「次の世代が私のように遠回りするのではなく、世界のトップに来てくれたらいいなと思います」と喜びとともにメダルの意義を語った。
コメンテーターのおおたわ史絵(内科医、執筆家)「スノーボードって、オリンピックでは比較的若い競技じゃないですか。でも、選手にはすごい歴史と苦労があるんですね」
現地で取材した田中毅アナウンサーは「この競技はヨーロッパでは花形種目のひとつなんです。見た目もわかりやすく、会場はすごく盛り上がります」と伝える。竹内の今後について、「ご本人は30歳ですが、これを最後にするつもりはないとおっしゃっていました。4年後さらに成長していい色のメダルを目指したいということでした」
五輪にはメダルだけでは測れない、それぞれの人生がある。
文
一ツ石