確認しようがない取得時の聴力
コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)は「そういう検査器を使って現在の状態はわかるが、少しずつ聞こえ始めたとしている3年前はどうだったのか。あるいはそれ以前の様子はどうなのかはわからないでしょう」という。3年より前の状態がわからなければ、障害者手帳の詐取は証明できないということだ。
キャスターのテリー伊藤「聞けば、横浜市の事情聴取に佐村河内氏は自分で手話通訳を連れて行ったというんでしょ。なぜ連れてきたのか。長年、見ず知らずの人と話をしたことがなく、その時の声の抑揚などがわからない怖さがあったからではないのか。3年前から聞こえてきたという謝罪も信用できないですよ」
横浜市の聞き取り直後に、佐村河内の代理人を務めていた弁護士が辞任してしまい、再び佐村河内と連絡が取れない状態だという。「再検査の日時については見通しが立っていません」(大竹)
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト