ウサイン・ボルト「ボブスレー」に転向!?最下位チームの起死回生策
最後は取っておきの「笑い」だ。12年前の映画「クールランニング」で南国ジャマイカのボブスレー代表チームは大人気となったが、その後は低迷して出場できなかったが、12年ぶりに世界中に寄付を呼びかけ今大会に出場となった。しかし、結果は予選最下位で敗退。そこで浮上しているのが、100メートルの世界記録保持者の自国の英雄、ウサイン・ボルトをスタートでソリの後ろを押す役に起用する計画だ。
スタジオに笑いが走ったが、井上は「皆さん笑っていますが、ボルト本人は『今後ボブスレーチームに入るのもいいな』と話しているんですよ」という。いや、このソチ五輪でも、ボブスレー女子2人乗りで1回戦トップとなった米国Aチームのローリン・ウィリアムズ選手は、アテネ五輪・陸上100メートル女子の銀メダリストだ。欧米ではボブスレーのブレーカー(押し役)に陸上短距離のトップ選手をスカウトするのは当たり前なのである。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト