葛西紀明「次は金だ!ジャンプ団体で優勝してからレジェンドと呼んで…」

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   けさ17日(2014年2月)未明にソチ五輪ジャンプ・ラージヒルのメダルセレモニーが終わって、銀メダリスト葛西紀明はこう語った。「メダルが決まったときは今すぐ下さいと叫びたかったんだけれど、一晩明けると新たな喜びがわき上がってきました。これまでに手にしたメダルのなかでも一番重い。自分に良くやったと言いたいです」

   司会の加藤浩次「葛西選手が20年以上もジャンプ選手を続けてこられた強さはどこにあるのでしょうか」

   ゲストの八木弘和(ジャンプ解説者)「葛西選手の練習量は他の選手に比べて人一倍多いんです。また、研究熱心で、いつも新たなフォームを考えています」

ヘルメットの絵は「朱雀」9か月前にソチ用にデザイン

   葛西はソチ入りしてからも毎日ブログを更新していた。8位に終わったノーマルヒル終了後は「着地点の雪が固くて、衝撃が凄かった。おかげで腰を痛めてしまった」と伝え、ラージヒルを2日後に控えた14日は「腰が良くなり、きょうは練習で2本飛んだけど、また痛めるのではという不安が残る。公式練習と予選は飛ばないことにした」と語っていた。

   葛西のヘルメットは何やら複雑な絵が描いてあるようだったが、謎が解けた。ヘルメットを制作したデザインペインターの木目田豊氏は「ヘルメットに描いたのは朱雀です。依頼されたのはソチ五輪の約9か月前で、その時からソチ五輪は自分が引っ張るという意識が感じられました」と明かした。

   葛西は「ジャンプ団体で金メダルを取ってから、レジェンドと呼んで下さい」とメダルセレモニーの会場を後にした。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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