アラビア半島のイエメンで、「石の涙を流す」12歳の少女が現れたと大騒ぎになっている。サディヤ・サーリフちゃんといって、イエメンの地方都市バジルの病院で先月30日（2014年1月）に撮影された映像がある。大きく見開いた左の目からたしかに石がポロリと落ちている。しかし、いったいどこから出てきたのか。
「朝起きたら目からポロポロ出てきたの」小豆大が30個
その5日前の25日、サディヤちゃんが朝起きると、突然目から石が出てきて、2、3時間で30個以上になったという。大きなものは小豆くらいもある。それで病院に来た。父親は「私の目から石がでてきたら死んでしまう」というが、サディヤちゃんは痛みもなく普通にしている。むしろ周囲の大人たちの方がパニックになって、さまざまなうわさ話を流す。
「呪いにかけられたのかもしれない。悪霊がとりついているんだ」
「新種の病気かも」
怪しい医者「前にもこういう患者いたよ。その時は耳からも出た」
医者というのがまた不思議なことを言う。驚いた様子もなく、「この症例は2例目だよ」。おととし3月にも同じ村に住む20歳前後の女性が石の涙を流し、このときは両目と耳からも出たという。
司会の小倉智昭「VTRの医者の声の吹き替えの方が怪しく聞こえる（笑い）。腎臓結石というのはあるが、眼石というのは聞いたことがないよね」
梅津弥英子レポーター「実際の映像を見たんですが、石はかなり大きいいんですよ」
小倉「ビデオ撮る前に石をいれてるんじゃないの」
梅津「いえ、そうとも言い切れないんです」
むろん、医学的に目から石なんて考えられないが、欧州やアフリカなどでは時折こんな妙な話が出てくる。しかし、それらが科学的に解明されたという話 も聞かない。続報があったら、ホントかもということになるんだけどなあ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト