国際スキー連盟のいじわるルール改正克服に20年
司会の小倉智昭「エリックはワールドカップの総合チャンピオンですから、彼を追い越すにはジャンプで超えないといけない。まだラージヒルがある」
3つ違いの弟の渡部善斗(22)も15位に入っているが、前半のジャンプで100メートル越えを出した4人のうち3人が日本人(渡部兄弟と加藤大平)だ。これは団体戦への大きな期待につながる。かつての黄金時代復活も夢ではないかもしれない。
古市憲寿(社会学者)が面白いことをいった。「スキーはやったこともないし、この競技もよくわかってないけど、メダル20年ぶりなんでしょ。日本に不利なようにルールが変わってもとったというのがすごい」
そう、日本がジャンプに強いと見るや、国際スキー連盟はジャンプの得点のウエートを下げたりした。それをまた克服するというのも痛快なことだが、20年はやっぱり長い。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト