佐村河内守氏(50歳)のゴーストライターだった新垣隆さん(桐朋学園大学非常勤講師)が「私も共犯者」と会見で謝罪した。新垣氏は「ソチ五輪で高橋大輔選手が私の作曲したソナチネを使うことを聞き、優勝したらニセ物を使って勝ったのかといわれることを避けねばならないと思いました。それで、真実を話すことを決めました」と語った。さらに、「佐村河内氏は譜面が書けません。また、彼が耳が不自由だと感じたことは一度もありませんでした。私が完成させた曲を聴き、コメントする場面が何度もあったからです」とも話した。
千住明「いつの間にかアレンジャーとメロディーメーカーの境目なくなってしまった」
司会の加藤浩次「2人の関係はいつ頃から始まったの」
会見を取材した大竹真リポーター「1996年頃からだそうです。最初は佐村河内氏が作曲するゲームや映画音楽作りを手伝う、いわばアシスタントの関係から始まったと話していました」
スタジオにはゲストとして作曲家の千住明氏いた。加藤は千住に「あの棒グラフのような指示書と呼ばれるものは何でしょうか。あれで、実際の作曲が可能なのですか」と聞く。
千住「プラン書や地図、あるいは企画書のようなもので、横が時間軸になっていて、この時間帯にはここまで盛り上がるなどの指示が書き込まれています」
加藤「新垣氏は作曲家として有能な方なのですか」
千住「クラッシックの基礎から勉強した大変優秀な方です。最初はアレンジャーとメロディーメーカーのような関係から2人の付き合いが始まって、いつの間にかその境目がなくなってしまったのでしょう」
当の佐村河内氏は雲隠れしてしまっている。