もはや恒例か? 五輪のメダル予想なんて他愛もない居酒屋談義のはずだが、司会の小倉智昭が臆面もなく数をあげるもんだから、「デイリースポーツ」紙がかみついて、とうとう因縁の対決になっちゃった。2004年のアテネで始まり、ソチは5度目の決戦となる。
ソチの皮算用!小倉「「金4、銀1、銅10」 デイリー「金3、銀2、銅7」
デイリースポーツは先月30日(2014年1月)の紙面で、小倉に挑戦状を叩き付けた。「『とくダネ!』の小倉智昭キャスターのメダル予想対決はこれまで1勝1敗2分け。小倉さん、決着のときがやってきました!」と挑発する。
いきさつはこうだ。2004年のアテネ五輪で小倉は「金が16」を含めメダル計38個と予想した。デイリーはこれを「まさか」と冷やかし気味に伝えたのだったが、結果は金の16はピタリ、総計でも37個でほぼ的中した。
次の08年の北京では、小倉が「(アテネでは開催前に)とんでもないこといいやがったと書かれた」とデイリーをやっつけ、「金12、銀銅23」と予想したが、このときはデイリーが勝利。これで1勝1敗。
次の10年バンクーバーで小倉は「金1銀4銅5」としたが、結果は「3、1、6」で、デイリーもはずれて引き分け。12年のロンドンで小倉は「金13」と打ったがはずれ、デイリーもはずれてまたも引き分けだった。だから、いまはイーブンだ。
そしてソチ。デイリーは「金3、銀2、銅7」と読んだが、小倉は「金4、銀1、銅10」と見た。金の浅田真央、高梨沙羅は両者同じだが、あとが違う。 デイリーはスピードスケートの加藤条治、小倉は「控えめです」といいながらフィギュアの羽生結弦、スノーボードの角野友基を選んだ。小倉の予想には、加藤と上村愛子が入っていない。