おとといの3日(2014年2月)、愛知県警は小学4年生の児童(当時10歳)を煮えたぎる浴槽に落としたとして、児童の父親の友人でトラック運転手の森和徳容疑者(42)を傷害致死容疑で逮捕した。
死亡したのは父親と森の家に遊びに来ていた椿健君で、森は椿君に風呂の火を止めるように頼んだが、給湯器の火を止め忘れたため風呂の湯が沸騰し、椿君を懲らしめようと浴槽の上に差し出して落としてしまったと供述している。湯の温度は90度近くになっていた。
「懲らしめようと浴槽の上に差し出し落としてしまった」
森は事件当初、浴室で大きな声がしたので行ってみたら椿君が浴槽に落ちていたと話していた。宮崎哲弥(評論家)は「森容疑者は友人の子を死なせてしまったという呵責の念から虚偽の供述をしたんだろうね」と話す。
森の自宅の風呂システムは旧式で、温度が一定以上に上がってもハンドル操作をしなければ火を止めることができない方式だった。同じタイプで実験した阿部祐二リポーターによると、「1時間近く火が付いたままにしておいたら、温度は80度近くにまで上がっています」という。
司会の加藤浩次「それにしても、熱湯にかざして懲らしめるためとはただ事ではないと思いますよね」
キャスターのテリー伊藤「僕も以前に風呂の火を止め忘れたことがありますよ。思い出して浴室に行ってみたら、凄い熱気で手を差し出すなんて無理。容疑者はその熱気に耐えきれず、抱きかかえている手を放してしまったのではないですか」
コメンテーターの大沢あかね(タレント)は「10歳の男の子なのだから、話せばわかったはず。その子をわざわざ熱気が凄い浴室に連れて行ったのは理解できない行動ですよ」と語った。森は酒に酔っていたという。