イメージを伝えて別人が曲つくり
小倉「クラシックは万単位でヒットですから、10万枚超えたら大ヒット。HIROSHIMAっていい曲なんで、オーディオ雑誌で推奨したこともあるんですよ。本人が作曲したと思いますからね」
情報の出どころはゴーストライターの代理人弁護士で、佐村河内は十数年前からこの人物に曲のイメージなどを伝えて曲にしてもらっていたという。これは一種の共同作業をうかがわせるが、共同通信は「別の人物が作ったものだった」としている。
『佐村河内の作品』の「ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調」は、ソチ五輪フィギュアスケートの高橋大輔選手がショートプログラムで使う予定になっている。笠井は「年末の全日本選手権でも使っていたので、そのまま使われるのでは」という。
小倉「曲自体がよければいいわけだし。ただ、実際に作った人と話し合いができていたのかなあ。これから何らかの法的措置をとるのか微妙でしょ」
日本コロンビアは「とくダネ!」の取材に、「驚いている。弁護士がだれだかもわからない。確認中です」と答えたという。
小倉「はじめから共作にしておけば、こういう問題にならなかったのに。曲はいいんですから」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト