北海道の札幌市で1月27日(2014年)から小学3年生の女児が行方不明になっていた件で、きのう2月2日、この女児を監禁した疑いで容疑者が逮捕された。女児には目立った外傷はなかったという。
警察の調べや「モーニングバード!」の取材は、男は「ちょっと来て」などと言って女児を徒歩で連れ去り、女児の自宅から350メートルほどの距離にある共同住宅の自室(一人暮らし)に粘着テープで全身を巻くなどして監禁していた。
些細な情報しらみつぶし
容疑者の足が付くきっかけは、「少女マンガを持った不審な男がいる」という情報が警察によせられたことだった。男が少女マンガを持っていたらすなわち不審なのか、あるいは男があたりをうろつくなどすでに不審であって、プラス少女マンガを小道具に女児に近づこうとしたフシでもあったのか。そのへんの詳細は不明である。
元神奈川県警刑事・小川泰平氏は「(単に)少女マンガ持ってるからおかしいということでもないだろうが、(警察は)些細な情報でもひとつずつ潰していく、またそれだけの捜査員を投入していたということでしょう」と話す。
文
ボンド柳生