「ご褒美の1年間留学はサンフランシスコ希望」
パリにいる二山さんは電話でこう話す。「(受賞の瞬間は)びっくりして、ホントに自分なのかなと。オメデトウと言われて少しづつ実感が湧いてきました」
受賞で約束されるバレエスクールへの1年間の留学は、第1希望はサンフランシスコだという。「男の子が多いなど、環境が自分に合っていると思います」
夏野剛(慶應大大学院特別招聘教授)は「自分の道を発見するのがいちばん。いまフィギュアも野球もサッカーも、才能が開花している若者がこんなにたくさん出てきているのは、一概に『ゆとり』が悪かったということではないと思いますね」と話す。
司会の小倉智昭「ゆとりの成果ね」
それに賭けた親と子は成功した時だけ輝ける。そうでなかったときでも、いいんだと言い切れるか。これは難しい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト