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小泉純一郎元首相「生き別れの三男」と和解…孝太郎・進次郎が段取り

   都知事選は勝てる見込みが少なくなってしまっている小泉純一郎元首相だが、私生活では生き別れていた三男と和解をしたようである。目出度い。三男とは、生まれてくるその姿を見ることなく、32年前に生き別れている。

   かつて小泉氏と結婚し、別れた妻の恭子さんと三男の前田聡氏(仮名)にインタビューしたジャーナリストの松田賢弥氏がこう語る。<「小泉氏は七十八年一月に、十四歳下の恭子さんと結婚しました。媒酌人は時の総理だった福田赳夫氏です。

   式を挙げる頃には恭子さんはすでに身ごもっており、七月に誕生したのが、孝太郎氏です。三年後の八一年四月には、次男の進次郎氏が誕生。しかし翌八二年には二人は離婚します。

   その時、恭子さんは妊娠六ヵ月で、お腹にいたのが聡君でした。当時小泉氏は『君子、去る者は追わず、来る者は拒まず、だ』と言い放ったといいます」>

   長男と次男は小泉家に引き取られ、小泉氏の姉や家政婦の手で大事に育てられた。一方、恭子さんは女手一つで聡さんを育てたが、並大抵の苦労ではなかったはずだ。離婚後、母と三男は小泉家の敷居をまたぐことを許されず、小泉氏が三男に会うことも、恭子さんが孝太郎氏や進次郎氏と会うこともなかった。

   その三男が昨年11月に結婚式をあげ、意外なことに、そのお祝いの席には純一郎氏も出席していたというのである。孝太郎と進次郎が話し合い、以前から三男と会っていたという。その後、そこへ純一郎氏も顔を出すようになったそうだが、なかなかいい話ではないか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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