結婚エサにマンション詐欺「2人の将来のために買おうよ」契約したらお別れ

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   婚活サイトに端を発する詐欺まがいのトラブルが流行の兆しを見せているようだ。カネを引き出す小道具は「マンション投資」である。「朝ズバッ!」は30代前半女性の被害事例を取材していた。彼女は婚活サイトで30代男性と出会い、連絡を取り合うようになった。男は経営コンサルタントで、不動産の知識があり、個人の投資なども手伝っていると称していた。3回目のデートで投資用マンションの購入をすすめられた。

相場よりバカ高で購入「断ると関係が終わってしまうかも…」

   女性は「将来のためになる」などと言われ、お互いの生活設計のために要るモノだと思った。おかしいと思う部分もあったが、結婚を前提に付きあっている相手でもあり、「購入を断ったら関係が終わるかもしれない。嫌われたくなかった」

   ところが、マンションを契約した途端に関係は終わってしまい、多額のローンだけが残ったという。マンションの購入額は2500万円だったが、これは相場より900万円も高かった。

   「単に結婚をエサにカネをだまし取るのではなく、合法的なマンション取引において、1000万円なりを上乗せして手数料でもらうというのは、巧妙なやり方だ」(番組コメンテイターで経済評論家の池田健三郎)

   こうした「被害」にあうのは女性が多いが、男性も(女性から)買わされた事例があり、手口がマニュアル化されている懸念もあるという。

文   ボンド柳生
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