ヤクルト・バレンティン夫婦喧嘩ドロ試合!女遊びなじられ「お前だって男遊びだろ」
週刊文春は前号に続いてジャーナリストの三山喬氏が、本塁打王・バレンティンの妻のインタビューをしている。彼はバレンティンが自宅に乱入し、カルラ夫人と口論になり、彼女の腕を無理矢理掴んで寝室に連れ込み、阿鼻叫喚の惨劇が続いたのを目撃した。
さまざまな文書や携帯の画像記録などを提示しながらの夫人の訴えには、それなりの説得力が感じられたそうだ。しかし、いくつかの疑問も残った。そこで三山氏はバレンティンの故郷キュラソーへ裏付け取材をするために行く予定でいたというのだが、そのことを夫人に明かすと、彼女は頑強に抵抗したというのである。
不審に思った三山氏はベネズエラの北約60キロ、人口約15万人の島、オランダ領キュラソーへ赴く。この島では本塁打記録を樹立したバレンティンを島ぐるみの歓迎パレードで迎えたり、市街地にバレンティン通りができたりと、熱狂的なブームに沸いていたという。それだけに、バレンティン逮捕のニュースは島に特大の衝撃をもたらしたそうである。
バレンティンの実母アストリッドさんや姉夫婦に話を聞くと、夫人とはまったく違う話が飛び出した。<「ココ(バレンティンの愛称)の性格の二面性を言うなら、彼女の人格のほうがもっとメチャクチャ。おっとりした性格のココをこんなに怒らせたのは、彼女のしつこい嫌がらせが原因だったに違いない」>
さらにこうもいったそうだ。<「カルラがココの女遊びについて『女たちはみんなあなたのカネが目当てなのに』と咎めたことがあったの。そしたら、息子はこう言い返したのよ。『お前だってそうだろう』って」>
どちらのいい分が正しいかわからないが、結局はカネを巡っての醜い争いのようである。私のような持たざる者には、こうしたもめ事が起きる心配はないが、ヤンキースに行く田中将大は莫大な金額を手にするようだが、そっちのほうは大丈夫だろうか。いらぬお世話だが。