「決まりました。ニューヨーク・ヤンキースと契約合意だそうです」
開口一番、司会の小倉智昭が笑顔で伝える。米大リーグ入りをめざしていた楽天の田中将大投手(25)の移籍が本決まりになった。7年契約で年俸1億5000万ドル、約162億円。投手としては大リーグ歴代5番目という高額だ。きのう22日(2014年1月)、現地の複数メディアが伝えた。
スポーツニュースサイト・ライター「高かったけど、これがヤンキース」
昨シーズン(2013年)、24勝無敗の大記録を打ち立て楽天を日本一に導いた田中には、多くのメジャー球団が名乗りを上げていたが、イチローや黒田博樹が在籍し、松井秀喜も所属していた名門ヤンキースが獲得した。地元ニューヨークのファンも大喜びで、スポーツニュースサイトのライターは「いい選手を取るためには巨額の金を使う。それがヤンキースだ」と解説する。
小倉「2、3日の予定でニューヨークに行って、ヤンキースの試合を見ようと思ったら、黒田かマー君か、どちらかの投球を見ることができますよね」
野球に詳しいアナウンサーの田中大貴「その後ろに、もしかしたらイチロー選手が守っていて、対戦相手がレッドソックスだと上原浩冶投手が投げていたりして」
早くも開幕が待ち遠しい口ぶりだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト