番組収録中に暴行騒動を起こしたデヴィ夫人が22日午前5時過ぎ(2014年1月)、米国ロサンゼルスから帰国して東京・羽田空港に姿を現した。待ち構えていた報道陣が「お帰りなさい」と声を掛けると、「早朝ご苦労様」と答え、それだけ言うと足早に去って行った。しかし、警視庁は捜査を始めているという。
被害届受け警視庁は捜査
騒動があったのは今月9日に行われたTBSのバラエティー番組収録中で、共演した一般女性の発言に怒ったデヴィ夫人が頬を3回平手打ちした。この女性から被害届の提出があった警視庁は捜査を開始したという。
番組制作側が番組を面白くするために女性を煽ったのか、73歳になるデヴィ夫人が怒りを抑制できずに切れてしまったのか。司会の加藤浩次は「どういうことなの?」と聞くが、騒動を伝えた森圭介アナも「(制作側の)演出があったかどうかはまだ分かっていないんですね」とはっきりしない。
「示談金」で一件落着か
隣でニヤニヤしていたキャスターのテリー伊藤は「デヴィさんを番組で使うっていうことは、こういうこともあるんですよ。面白いことを言うけど、ムチャクチャなことも当然あるっていうことを覚悟して使わないと。デヴィさんがどんなコメントをするかだね」とテレビ屋らしい発言だ。
森「今後、警視庁の事情聴取が行なわれる可能性もありますが、示談という道もありますね」
しょせん、バラエティー番組の出演者同士のトラブルだ。こうしたケースの示談金の相場は分からないが、豪邸に住むデヴィ夫人のことだ、起訴される道を選ばず、示談に持ち込むのだろうし、相手の女性もそれで納得するんじゃないか。