つけ込むマフィアやシンジケート…闇勢力に弱み握られ八百長
ドーピングビジネスの背後にはマフィアやシンジケートの存在がある。「闇社会はスポーツ選手たちに禁止薬物を渡すことによって選手の弱みを握れます。その弱みを逆手に取り、脅迫などで八百長試合をさせるなどの危険が高まっています」(内多)
友添教授「この現状を放置すれば、やがては中学生までもがドーピングに手を染めるという可能性があります。ドーピングを根絶するためには、勝利至上という選手の心のあり方を変える必要があります。スポーツの公平性を守るためにはドーピング検査は必要で、そのための教育が重要です」
ナオジン
*NHKクローズアップ現代(2014年1月20日放送「『見えない』ドーピング 最前線の攻防」)