「朝ズバッ!」および専門家による先頃の予想では、来たるソチ五輪において我が日本勢は大躍進を遂げる見込みだ。なかでもフィギュアスケートといえば、日本の層の厚さは世界最高で、金獲得のテッパン種目のはずである。
だが、ここへ来て、風向きが少々アヤしくなってきたのかもしれない。日本時間の18日(2014年1月)に行われたフィギュア女子のヨーロッパ選手権にて、ロシアの新鋭、15歳のユリア・リプニツカヤ選手が今季世界最高得点を記録して優勝したんである。さらには、やはりロシアの17歳、アデリナ・ソトニコワ選手も2位に入ったという。
10代の有力選手ずらり並べたロシア脅威
そんなこんなで、ロシアには10代の有力、有望な選手が勢ぞろいしていることがあらためて注目の的となり、「ロシア勢がスゴい」「地元のロシア勢がやはり日本にとって脅威となりそうです」(小林悠アナ)などと、にわかにロシア脅威論が高まった。
文
ボンド柳生