地方交付金や補助金必要としない豊かな財政力
住居は渋谷・松濤に都知事公館があって、青島幸男元知事が1年半住んだだけで、以後使われていない。売りに出しても買い手がない。むしろ、比較で出てきた内閣法制局長官の公邸がすごかったが、それはおくとしよう。
最後が権力だ。元鳥取県知事の片山善博氏に聞いた。片山は「首都、経済力、人口からいって、その長の発言は国政にも自治体にも影響力がある」という。東京の財政力は地方交付金や補助金も要らない、国に気をつかわなくていい。「田舎知事は思い悩みますよ。鳥取の悲哀を感じた」と苦笑している。
今回、争点になる原発問題でも「東京都知事がリーダーシップをとって、たとえば自然再生エネルギー推進をやろうといったら、大きな力になりますよ」と片山は言う。「脱原発は、原発立地の自治体は別として、共感が全国に広がるでしょう」
松尾「だからこの選挙は国民の意思表示の意味も大きい」
高木「ホントにオレは偉いんだと思ってる人には、なってもらいたくないですけどね」
玉川「一生懸命考えて投票にいきましょう」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト