東電の大株主として「柏崎刈羽原発」再稼働どうするか
気になるのは自民党東京都連の支援を得て立候補を表明している舛添要一元厚労相が、漠然としているものの「私も脱原発を言い続けている」と発言していることだ。脱原発か原発再稼働かという天下分け目の争いが争点ボケになる可能性がある。
キャスターのテリー伊藤「小泉さんのやり方は、いつも1つの政策だけでヤーッと切り出すんですよね。非常に分かりやすい感じですが、都民が一番望んでいるのは福祉、震災に対する危機感、五輪の成功で、ほとんどの都民が思っているというデータが出ている。ここにまったく違う原発の問題を持ってきた。都民も戸惑っている部分があると思います」
どちらかといえば、原発再稼働派か。これに対して評論家の宮崎哲弥は「私は基本的に脱原発の方向性は賛成なんですけども、首都の首長として脱原発の具体性、都として何ができるのか。1つは、都が大株主の東電への影響力。たとえば、柏崎刈羽原発を止めていくのかがポイントになると思います」という。
細川は17日に会見し、具体的な政策について述べると話ているが、脱原発の具体的な方向を述べないとぼやけてしまうことになりかねない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト