サッカーのイタリアの名門ACミランに移籍した本田圭佑が日本時間のきのう13日(2014年1月)デビューし、さっそく存在感を示した。辛口で知られるイタリアのスポーツ紙も高く評価し、今後の活躍が一層楽しみになった。
チームCEOが11位低迷に我慢できず「見るに耐えないパフォーマンス」
サッスオーロとの対戦で後半20分、途中からの出場となったが、積極的なプレーでスタジアムを沸かせた。後半38分、得意の左足で放ったシュートはゴールポストを直撃、惜しくも初ゴールとはならなかった。試合は4対3で敗れたが、地元のスポーツ紙は「ケイスケは高い資質があり、冷静な選手だ」と高く評価し、アレグリ監督も「本田が入り、チームはよくなった」と合格点を与えた。
ところが、試合終了後、そのアレグリ監督の解任が発表された。メーンキャスターの小倉智昭が「せっかく本田が移ったのに、監督が変わるとどうなるのだろうね」と驚く。
アナウンサーの田中大貴は「監督がほしくて取った選手の1人だと思うのですが、監督の評価について、地元でどういわれているかといいますと」と、ACミランCEOのバルバラ・ベルルスコーニさんの発言を紹介する。バルバラはイタリアの首相を務めたベルルスコーニ氏の娘さんだそうだ。
「ファンのためにもきょうのような見るに耐えないパフォーマンスに我慢することはできませんでした」と厳しい評価を下している。現在11位の成績に黙っていられなかったのだろう。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト