海外で第二の人生をスタートさせたい女子を応援する番組だ。この回はリメークファッションの修業のためパリに出掛けたタレントの浜口順子のその後が放送された。浜口はパリで一流デザイナーの中田龍三に弟子入りし、修行も3か月になった。Tシャツのリメーク課題をこなし、自分の修業の集大成としてデニム地のオーバーオールのリメーク服を制作していた。驚くことに3000個のスパンコールで、たった2ミリのビーズを手作業で一つずつ縫い付けていく。寝る暇もないが、「疲れはない。楽しい」と語る。
世界の第一人者・中田龍三に弟子入りして3か月
ようやく仕上がった服を師匠の中田に見せたとき、浜口の目に涙が滲んでいた。田中は「良いんじゃない」とほめているのか、こんなものかと見限ったのか…。見ているこちらはなんだか親心みたいなものが芽生える。
結局、「自分のリメークした服を日本の有名店に置いてもらう」という浜口の夢は達成できなかったが、これで良かった気もする。スタジオではMCの有吉弘行もいつもの毒舌を控え、いささか物足りなかったが、これからもこんな番組を応援していきたい。(日本テレビ系土曜深夜11時30分~)
PEKO